【必読】結婚挨拶はこれで安心。当日の流れとポイントまとめ

今回は緊張する結婚の挨拶についてご紹介いたします。

身だしなみやマナー、座る位置など不安に感じる方は多いのではないでしょうか。

そこで、挨拶の流れに沿ってポイントや注意点をご説明いたします。

結婚の挨拶をする予定の方は必読です！　　ぜひ最後までご覧ください。

まずは「結婚あいさつ当日」までの 流れをチェック！

結婚あいさつ当日を迎えるまでには段階的な準備が必要です。

まずはお互いの親の都合を確認して日程を決定します。

その後、親の性格や話題のタブーなどを事前にふたりで共有し、あいさつの場でのトラブルを防ぎます。

さらに、結婚後の生活についてのビジョンを擦り合わせておくことで、親からの質問にも落ち着いて答えられます。

服装や身だしなみも重要なポイント。女性は清楚なワンピース、男性は落ち着いたスーツが基本です。

当日に慌てないためには、これらの準備を順を追って進めておくことが大切です。

それでは、細かく解説します！

準備１：親の親の都合を確認し ごあいさつの日を決める

結婚あいさつの日程を決めるには、まず親の予定を最優先に考えることが大切です。

忙しい中でも都合をつけてもらうことになるため、早めに相談し余裕をもったスケジュール調整を心がけましょう。

親世代は予定の変更が難しい場合も多いため、具体的な候補日をいくつか挙げておくとスムーズです。

また、遠方に住んでいる場合や仕事の都合で平日が難しい場合もあるので、

週末や連休なども視野に入れて話し合っておくと安心です。

お互いの親の気持ちに配慮しながら、ふたりで主体的に段取りを進めていくことが、好印象にもつながります。

準備２:お互いの親について 情報交換をしておく

結婚のあいさつ前には、お互いの親についてしっかり情報交換しておくことが大切です。

どんな性格なのか、趣味や仕事、家族構成などを知っておくと、当日の会話もスムーズになります。

特に相手の親がどんな話題に興味を持ちやすいかを把握しておくと、緊張もやわらぎ自然なコミュニケーションにつながります。

また持病や食の好み、宗教的な考え方など、気をつけたい点があれば事前に共有を。

ちょっとした配慮が印象を大きく左右することもあります。

相手の親を理解しようとする姿勢が、誠実さや思いやりとして伝わります。

準備３:結婚後のビジョンを ふたりで擦り合わせておく

結婚のごあいさつ前に、ふたりの将来についてしっかり話し合っておくことはとても大切です。

親世代が特に気にするのは、住む場所や仕事のスタイル、家計の管理方法、子どもについての考え方など。

ふたりの間で意見が食い違っていると、ごあいさつの場で答えに詰まってしまう可能性もあります。

たとえば「今後どこに住む？」「共働きは続ける？」といったテーマは、価値観が大きく影響する部分。

親への説明の前に、まずはお互いの考えを共有し、すり合わせておくことが、スムーズで誠実なごあいさつにつながります。

準備４：ごあいさつに 着ていく服装を決める

結婚のごあいさつは、お互いの家族同士が初めて顔を合わせる特別な日です。

そのため、服装にも気を配ることが大切です。大前提として「清潔感」と「上品さ」を意識しましょう。

女性は派手すぎないワンピースやスカートスタイルがおすすめで、色味はベージュやネイビーなど落ち着いたものを選ぶと安心です。

また、アクセサリーやメイクは控えめにまとめ、髪型も顔まわりをすっきり見せるスタイルが好印象です。

第一印象は数秒で決まるとも言われます。服装を通じて、誠実さや丁寧さが自然と伝わるよう心がけましょう。

それでは女性・男性、それぞれ解説していきます！

服装・身だしなみ～女性編～

①【髪型・メイク】 清潔感のあるヘアスタイルとナチュラルメイクが基本

結婚のごあいさつでは、髪型とメイクも第一印象を左右する重要なポイントです。

髪型は顔まわりがすっきり見えるようまとめることで、清潔感と誠実な印象を与えることができます。

お辞儀や食事の場面でも崩れにくいシンプルなまとめ髪がおすすめです。

メイクはナチュラルを心がけ、濃すぎず健康的なツヤ感を意識すると好印象に。

アイメイクやリップも控えめな色合いにすると、派手すぎず上品に仕上がります。

華やかさよりも落ち着いた雰囲気が求められる場面だからこそ、清潔感を大切にし、相手のご両親に好印象を与えるスタイルを意識しましょう。

②【アクセサリー・持ち物】 華美なものは避け上品さを心掛けて

アクセサリーや持ち物も、相手のご両親に好印象を与えるための大切な要素です。

大ぶりで華やかなデザインは避け、パールのピアスやシンプルな腕時計など、上品で控えめなものを選びましょう。

ブランド物のバッグはロゴが目立たないものを選ぶと、気配りが感じられます。

持ち物全体に清潔感があるか、丁寧に扱えているかも見られています。

さりげない部分にこそその人の育ちや心遣いが表れるもの。

上質で落ち着いたアイテム選びを心がけることで、誠実で礼儀正しい印象を伝えることができます。

③【服装】 清楚な雰囲気のワンピースが◎

結婚のごあいさつという特別な場面では、相手のご両親に落ち着いた印象を与える服装選びが大切です。

女性の場合は、清楚で上品な雰囲気を演出できるワンピースが好印象。

露出の少ない膝丈で、体のラインを強調しすぎないデザインが安心です。

色はネイビーやベージュなどの落ち着いたトーンが無難。柄物を選ぶなら小さめで控えめなものにしましょう。

また、シワや汚れがないか事前にチェックしておくことも忘れずに。

ストッキングや靴まで気を抜かずに整えることも大切です。

靴は黒やベージュのパンプスが無難で、ヒールは低めにすると歩き姿も美しく見えます。

第一印象に直結するからこそ、細部まで気を配り、誠実さと礼儀正しさを服装で伝えましょう。

服装・身だしなみ~男性編～

①【髪型】さっぱりと清潔感あるヘアスタイルに

結婚のごあいさつでは第一印象がとても重要で、特に髪型は清潔感を左右する大きなポイントです。

前髪が目にかかっていたり、寝ぐせがついていたりするとだらしない印象を与えてしまうこともあります。

短めで爽やかに整えた髪型は誠実さやきちんとした印象を与えやすく、ご両親に好印象を持ってもらうためにもおすすめです。

ワックスなどで軽くまとめ、自然なツヤ感を出すと清潔感がアップします。

全体的に整ったスタイルで、相手に不快感を与えないことを意識しましょう。

②【顔まわり・アクセサリー】 無精ひげをそりアクセサリーは外す

顔まわりの清潔感は、相手のご両親に誠実で信頼できる印象を与える大切なポイントです。

特に無精ひげはだらしない印象を与えがちなので、丁寧にそっておきましょう。

普段は気にならない程度でも、ごあいさつという特別な場では細部まで気を配ることが重要です。

また、ピアスなどのアクセサリーは外しておくのが基本。

華美な装飾は控え、シンプルで爽やかな印象を心がけると好印象です。

顔まわりの手入れが行き届いていると、それだけで相手に真摯な気持ちが伝わります。

第一印象を左右する顔だからこそ、清潔感を意識した身だしなみを整えて臨みましょう。

③におい

ごあいさつの場では、清潔感だけでなくにおいへの配慮も大切なマナーのひとつです。

香水や整髪料の香りが強すぎると、狭い空間では相手に不快感を与えてしまうことがあります。

特に食事の前後や和室などでは香りがこもりやすいため、控えめな使用を心掛けましょう。

また、汗のにおいなどの体臭にも注意を。

訪問前にはシャワーを浴び、汗をかきやすい季節には制汗剤などを活用するのがおすすめです。

自分の香りに気を配ることは、相手の親御さんに対する思いやりの表れ。細やかな気遣いが好印象につながります。

④爪のお手入れ

意外と見落とされがちですが、爪のお手入れも清潔感を左右する大切なポイントです。

ごあいさつの場では手元が自然と目に入りやすく、伸びた爪や汚れが残っていると、それだけで印象を下げてしまうこともあります。

男性の場合、爪を短く切りそろえ、爪の間の汚れをきちんと落とすことが基本。

清潔感は細かな部分に宿るものだからこそ、指先まで丁寧にケアする姿勢が大切です。

特別な道具を用意しなくても、入浴後に軽く磨くだけで印象は大きく変わります。

清潔な手元は、誠実で信頼できる人柄を感じさせるもの。

目に見える小さな配慮が、相手の親御さんに安心感を与えることにつながります。

⑤【服装】 スーツが無難だがそれ以外でもきちんと感を大切に

男性の服装はスーツが基本ですが、必ずしもそれだけにこだわる必要はありません。

大切なのは、相手のご両親に誠実さや信頼感を伝えられるような「きちんと感」のある装いを選ぶこと。

場の雰囲気や相手の家庭の価値観にも配慮し、派手すぎず落ち着いた色合いと清潔感のある服装を心がけましょう。

例えば、ジャケットスタイルでもシンプルで上品にまとめれば、十分に好印象を与えることができます。

服装は第一印象を左右する大きな要素です。TPOをふまえた適切な選択が、真剣な気持ちを表すひとつの手段になることを意識しておきましょう。

当日の訪問時間や訪問時のマナー

いよいよ結婚あいさつ当日。

到着したら、玄関でしっかりと立ち止まり「本日はお時間をいただきありがとうございます」と丁寧にごあいさつを。

初対面の場合は、笑顔で自己紹介を添えると好印象です。相手の親が顔見知りであっても、

あらためて礼儀を持って接することが大切。靴の脱ぎ方や並べ方など、細かな所作にも気を配りましょう。

ポイントを交えて詳しく解説していきます！

１．早すぎず、遅すぎないタイミングで到着

訪問時間は相手への思いやりが最も伝わるポイントのひとつです。

約束の時間より10分以上早く着いてしまうと準備中のご家族に気を遣わせてしまうことがありますし、

逆に遅れるのはもちろんNGです。ベストな到着時間は、約束の時間の5分前からぴったりが理想的。

余裕を持って出発し、近くで時間調整ができるようにしておくと安心です。

常識ある時間に訪れることで、礼儀や気配りが自然と伝わり、好印象につながります。

２．彼女の両親・彼女・自分の呼び方

結婚のごあいさつでは、呼び方ひとつで印象が大きく変わります。

さっそくですが、解説していきます！

 ①彼女・彼の両親

初対面のごあいさつでは、彼女のご両親との距離感を大切にしつつ、丁寧な呼び方を心掛けましょう。

いきなり「お父さん」「お母さん」と呼ぶのは親しみを通り越して、馴れ馴れしい印象を与えてしまうこともあります。

最初は「〇〇さんのお父様」「お母様」と呼ぶのが一般的で、丁寧さと礼儀をしっかり伝えられます。

会話の中でも、過度にくだけすぎず、敬語を使いながらも自然なやり取りを意識するのがポイントです。

あくまで「はじめまして」の場であることを忘れず、今後関係を深めていく第一歩として、節度ある呼び方と振る舞いを大切にしましょう。

②自分

自分のことを話すときも、場にふさわしい一人称を選ぶことがとても大切です。

普段は「俺」と言っていても、ご両親の前では「私（わたくし）」を使うのが無難です。

少し堅く感じるかもしれませんが、礼儀正しさがしっかり伝わります。

また、「僕」でも問題はありませんが、相手の雰囲気や会話の流れを見て柔軟に判断するのが理想です。

言葉遣いは印象を左右する要素の一つ。とくに初対面では、自分をどう表現するかで信頼感に差が出ます。

一人称だけでなく、語尾や語調も丁寧に整えることで、誠実さが自然とにじみ出る会話になりますよ。

３．玄関先でまずはごあいさつ

玄関先での第一声は、その日の印象を大きく左右します。ドアが開いた瞬間に笑顔で「はじめまして。〇〇と申します。

本日はお時間をいただきありがとうございます」と、丁寧で聞き取りやすい声ではっきりと伝えることが大切です。

緊張していても、相手に誠意を伝える姿勢を意識することで、好印象につながります。

視線を合わせて軽くお辞儀を添えることで、礼儀正しさと素直さが伝わります。

ここでの数十秒がその後の空気を決めると言っても過言ではありません。

慣れない場面だからこそ、あらかじめ練習しておくと安心ですよ。

 ①初対面の場合

初対面の場では何よりも第一印象が大切です。

相手の親御さんに不安や不快感を与えないよう、言葉遣いや態度に細心の注意を払いましょう。

座る姿勢や表情にも気を配り、背筋を伸ばして相手の目を見て話すと誠意が伝わります。

会話の際は一方的に話すのではなく、相手の話にうなずいたり、合間に「はい」「そうなんですね」と丁寧な相づちを入れると、安心感を与えることができます。

笑顔は自然で控えめに。緊張していても落ち着いた口調を意識することで、誠実な印象を持ってもらいやすくなります。初対面こそ、礼儀と気配りが信頼の第一歩です。

②相手の親とすでに顔見知りの場合

すでに相手の親と顔見知りでも、結婚のごあいさつとなると話は別です。

親しみがあるからこそ、あらためての礼儀を丁寧に伝えることが大切になります。

あまりにかしこまりすぎると不自然ですが、カジュアルすぎても誤解を招くことも。

たとえば「いつもお世話になっております。今日は改めてお時間をいただきありがとうございます」といった一言を添えるだけでも、誠意はしっかりと伝わります。

これまでの関係を大切にしつつ、けじめを意識する姿勢が信頼につながります。

笑顔や落ち着いた口調で、普段通りの自分らしさを出すことも忘れずに。

３．家の中に通されたら

家の中に通されたら、まずは落ち着いて行動しましょう。

靴を揃えるのはもちろん、案内されたら「ありがとうございます」と一言添えてから座ります。

座る場所は、基本的に下座がマナー。彼の親が案内してくれる場合は指示に従いましょう。

ふたり並んで下座に座ることで、これからふたりで人生を歩む覚悟が自然と伝わります。

姿勢は背筋を伸ばし、手は膝の上に揃えると好印象です。緊張しても無理に話そうとせず、

笑顔で相手の話に耳を傾ける姿勢を大切にしましょう。所作ひとつひとつが誠実さの表れになります。

結婚挨拶流れレストランでの進行マナー座席配置と会計の注意点

レストランでの結婚挨拶は、カジュアルながらも礼儀を忘れずに進めることが大切です。

入店時には予約名を告げ、親御さんを先導して案内しましょう。

座席は上座・下座のマナーに配慮しつつ、ご両親を奥の席へ案内すると丁寧です。

注文や会話の進行も新郎が中心となってリードすると好印象に。

会計は席を立つ際に自然な流れで済ませるとスマートですが、事前に店側と相談しておくと安心です。

フォーマルすぎず親しみやすい雰囲気づくりがポイントです。

持参した手土産を渡す

レストランでの結婚挨拶でも、手土産を忘れずに持参することは大切です。

格式ばった自宅訪問でなくても、親御さんに感謝の気持ちと礼儀を示す手段として、手土産は有効です。

渡すタイミングは入店直後よりも、席に着いて少し会話が落ち着いた頃がベストです。

「本日はありがとうございます。よろしければ召し上がってください」と一言添えるだけで、丁寧な印象になります。

選ぶ際は相手の好みや日持ちにも配慮し、持ち運びやすいサイズ感のものを選びましょう。

さりげない気配りができるかどうかで、印象は大きく変わります。

たとえレストランという場でも、手土産を通して心遣いを伝える姿勢が何より大切です。

◎こんなひと言があれば好印象

手土産を渡すときに添える一言は、印象を大きく左右します。

たとえば「本日はお時間をいただきありがとうございます。こちら、皆さまで召し上がっていただければ嬉しいです」といった言葉には、感謝と気遣いが自然に込められています。

緊張しがちな場面でも、このような丁寧でやわらかい言葉を用いることで、場の雰囲気が和らぎ親御さんとの距離もぐっと近づきます。

また、笑顔を添えて手渡すことで、誠実な人柄も伝わります。

形式的になりすぎず、心を込めて伝えることが何より大切です。

ちょっとしたひと言に、自分らしい思いやりを込めてみてください。

 ×こんな渡し方はNG

手土産を渡す際、気をつけたいのが「つい緊張して無言で差し出してしまう」「袋に入ったまま渡してしまう」といった行動です。どちらも相手に誠意が伝わりにくく、ぶっきらぼうな印象になりかねません。

また、自分が座ったまま親御さんに手渡すのも失礼に当たります。必ず袋から出し、立ち上がって両手で渡しましょう。

さらに「どうぞ」だけではなく、感謝の気持ちを込めた一言を添えることも忘れずに。

形式にとらわれすぎず、丁寧な所作と心を込めた言葉が、相手の心にしっかり届きます。

いよいよ結婚の報告

いよいよ結婚の報告をする瞬間は、緊張のピークですよね。

でも、いきなり本題に入るのではなく、まずは天気や季節の話題などで和やかな空気をつくることが大切です。

少し雑談を交えたあと、会話が落ち着いたタイミングで「本日はお時間をいただきありがとうございます。実は私たち、結婚を考えておりまして…」と切り出しましょう。事前にふたりで決めておいた言い回しを使えば、スムーズに話を進められます。大事なのは、誠意を込めて自分の言葉でしっかり伝えること。一言ひとことに想いを込めれば、きっと親御さんにも真剣さが伝わります。

 いきなり本題に入らず、まずは和やかに歓談

結婚の挨拶という大切な場面では、どうしても緊張してしまうものです。

けれど、いきなり「結婚のご報告です」と切り出すのではなく、まずは天気の話や最近の出来事など、軽い話題から始めることで場が和らぎます。具体的には、「季節や天気」「最近のニュース」「共通の趣味」がぴったりです。

相手の親御さんが関心を持ちやすい話題を選ぶと、自然と会話が弾みます。

また「○○さんからよく伺っています」など、彼とのエピソードを交えると場も和みます。

緊張しているときほど相手の話をよく聞き、うなずきや相づちを丁寧にすると、誠実さが伝わります。

会話のきっかけには沈黙が続いても無理に話題を探そうとせず、落ち着いた表情でその場にいることも大切です。

話の内容よりも「感じのよさ」が印象を左右することを意識しましょう。

話が途切れたタイミングで、結婚の話を切り出す

雑談が一段落して場が落ち着いたタイミングは、結婚の話を切り出すベストな瞬間です。

話の流れが一息ついた時に、「実は本日、お伝えしたいことがありまして」と前置きを入れると、自然に本題に移れます。

いきなり核心に触れるのではなく、やり取りがひと段落してからの報告にすることで、

相手の気持ちの準備も整いやすくなります。

あらかじめ二人で合図やタイミングを決めておくと安心です。

唐突さを避け、丁寧に気持ちを伝えることで、好印象にもつながります。

 ◎こんなセリフならＯＫ！

結婚のご報告をする際は、丁寧でわかりやすい言葉選びがとても大切です。

たとえば「本日はお時間をいただきありがとうございます。私たち、結婚を考えておりまして、ご挨拶に伺いました」というように、まず感謝の気持ちを伝えたうえで本題に入ると、印象がぐっと良くなります。

さらに「○○さんを大切に思っております。これからもふたりで支え合って歩んでいきたいと考えております」と気持ちをしっかり伝えると、誠実さも伝わります。大事なのは暗記した言葉を棒読みするのではなく、自分の言葉で心を込めて話すこと。

表情や口調も含めて、伝え方で印象は大きく変わります。

×こんなセリフはＮＧ

結婚のご挨拶で避けたいのは、「結婚させていただきます」といった一方的な宣言のような言い回しです。

この表現では、まるですでに結婚が決定事項であるかのように受け取られかねません。

また、「娘さんをもらいに来ました」などの昔ながらの言い回しも、現代では違和感を持たれることがあります。

相手の親御さんへの敬意を欠いた言葉遣いは、せっかくの場の空気を台無しにしてしまうことも。

大切なのは、あくまで「ご理解とご承諾をお願いする姿勢」で話すこと。

緊張してしまう場面ですが、丁寧な言葉選びを意識するだけで、印象は大きく変わります。

タイミングを見ておいとまする

結婚のご挨拶が無事に終わったら、ずるずると長居しすぎず適切なタイミングでおいとますることも大切です。

報告後に再び和やかな会話がひと段落したタイミングが、退席を切り出すベストな瞬間。

緊張が解けて話が盛り上がっていると帰りづらく感じるかもしれませんが、

きちんと時間を意識して行動する姿勢は礼儀正しさの表れにもなります。

帰り際には「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

さりげない気配りや姿勢が、最後の印象を左右します。

 報告が済んだら再度歓談を

結婚の報告を終えたあとは、すぐに帰るのではなく、少しの間でも再び和やかな会話を楽しむ時間を持ちましょう。

報告という緊張感のある場面のあとは、お互いに気持ちがほぐれるタイミングでもあります。

ここでの歓談は、改めて人柄を知ってもらうチャンス。

たとえば趣味の話や家族のことなど、重くなりすぎない話題で自然に会話を続けると良い印象につながります。

ほどよく場の空気が和んだところでおいとまを告げることで、スムーズかつ礼儀正しい流れになります。

タイミングを見て、おいとまを告げる

おいとまのタイミングは、訪問全体の印象を左右する大切な瞬間です。

楽しい会話の余韻を残しながらも、スマートに席を立つことで礼儀正しさが伝わります。

たとえば会話がひと段落したところで「そろそろ失礼いたします」と穏やかに伝えると自然な流れになります。

その際はにこやかな表情と丁寧なお辞儀を心掛け、立ち上がる前に「本日は本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。玄関でも焦らず、最後まで落ち着いた対応を意識すると、好印象を残すおいとまになります。

帰宅後に改めてお礼をする

ごあいさつが無事に終わったら、その日のうちに感謝の気持ちを改めて伝えることが大切です。

帰宅後すぐに「本日はありがとうございました」と電話で一言伝えるだけでも丁寧な印象になります。

あいさつのときは緊張して言い足りなかった気持ちや、手土産への感想などを交えて話せるとより心が伝わります。

さらに翌日以降にお礼状を送れば、誠実で礼儀正しい印象が強まります。

形式張らずとも、心を込めて書かれた言葉はしっかり伝わるもの。

感謝の気持ちは、何度伝えても相手にとってうれしいものですよ。

当日のうちにお礼の電話を。 お礼状も送るとより丁寧

ごあいさつが終わったあとは、なるべくその日のうちにお礼の電話を入れましょう。

緊張のあまり言葉が足りなかった場合でも、改めて感謝を伝えることで誠意がしっかり伝わります。

声のトーンや言葉遣いにも気を配ると、丁寧な印象になりますよ。

さらに後日、心を込めたお礼状を送ればより丁寧です。形式にこだわりすぎず、手書きで気持ちを表すと温かみが増します。

最後のやりとりまで丁寧に対応することで、好印象をしっかり残せます。

電話のタイミング

お礼の電話はどのタイミングが良いのか迷う方も多いですが、基本は当日中がベストです。

夜遅くなりすぎないよう、帰宅してから21時頃までに電話を入れると丁寧な印象に。

もしタイミングを逃してしまった場合は、翌朝の早い時間帯を避け、昼前後に改めてかけるとよいでしょう。

お礼状は、翌日から3日以内を目安に。遅くなるほど気まずく感じてしまうので、早めの対応を心がけてください。

どちらも形式よりも心を込めた言葉選びを意識して。

挨拶当日、相手の親に好印象を持ってもらうには？

相手の親に好印象を持ってもらうには、まず第一に笑顔を意識することが大切です。

緊張していても、にこやかにハキハキと話す姿は明るく礼儀正しい印象を与えます。

また、会話中は目を見て相づちを打ちながら丁寧に受け答えをしましょう。

質問には誠実に答えつつ、ご両親への感謝の気持ちや彼との将来への前向きな思いも自然に伝えられると好印象です。

さらに、身だしなみに気を配るのも忘れずに。

清潔感と上品さを意識した服装や髪型は、言葉以上に好印象を後押ししてくれます。

笑顔でハキハキと話す

笑顔でハキハキと話すことは、結婚あいさつの場で自信と誠実さを伝えるための基本姿勢です。

緊張する場面だからこそ、相手の目を見て明るく話す姿勢は、ご両親にしっかりと向き合おうとする真剣さを感じさせます。

また、笑顔には場の空気を和らげる力もあり、初対面でも自然な会話が生まれやすくなります。

声のトーンはやや高めで明るく、語尾をはっきりさせることで、好印象につながります。

丁寧な言葉遣いとともに、相手への思いやりや礼儀正しさを笑顔に込めて、誠意を伝えていきましょう。

質問には丁寧に答える

質問に対して丁寧に答えることは、ご両親との信頼関係を築く第一歩です。

たとえ緊張していても、落ち着いて目を見て答えることで誠意が伝わります。

将来の仕事や住まい、家族との関わり方など、どんな質問でも率直に向き合いましょう。

すぐに答えられない内容は「改めてふたりで話し合ってみます」といった柔らかな対応で安心感を与えることが大切です。

大事なのは完璧な答えよりも、真剣に向き合う姿勢です。

言葉だけでなく、うなずきや表情など、非言語のやりとりも意識すると、より信頼を得られます。

彼女を大切に思う気持ちを伝える

彼女を大切に思っていることを、具体的なエピソードを交えて言葉にすることがご両親への最大の安心材料になります。

「彼女がいつも支えてくれているので」「どんなときも一緒に乗り越えていきたいと思いました」といった発言には、

ふたりの関係性や未来への覚悟がにじみ出ます。

ただ「好きです」と伝えるのではなく、どんな部分に惹かれたのか、

どんな日々を過ごしてきたのかを丁寧に話すことで、彼女を大切に思っている気持ちがご両親にもまっすぐ届きます。

誠実な気持ちが伝われば、自然と安心感につながります。

事前シミュレーションをして自信が持てる結婚挨拶にしよう

結婚の挨拶は誰でも緊張するものですが、事前にシミュレーションしておくことで驚くほど気持ちが落ち着きます。

彼の実家までの道順や玄関での第一声、席の座り方から話の切り出し方まで、流れを頭の中で描きながら練習しておきましょう。

実際に声に出してロールプレイをしてみるのもおすすめです。

当日の流れがイメージできていれば、予期せぬハプニングが起きても落ち着いて対応しやすくなります。

緊張を減らし堂々とふるまうためにも、事前のシミュレーションは自信を持って当日を迎えるための大切な準備です。

ムービー制作専門サービス「シロクマ」

シロクマでは、結婚式のプロフィールムービーやオープニングムービー等の制作を承っております。

記念にムービーを残したい、結婚式のムービー制作に時間がかけれないといった

ご希望・お悩み等がございましたらぜひご検討ください！

皆様の思い出にづくりのお手伝いをさせていただけますと幸いです。

＜詳しくはこちら＞

まとめ

結婚挨拶は一生に一度の大切な節目です。

事前準備から当日のマナー、報告の仕方やお礼まで一つ一つの行動が相手のご両親への印象を左右します。

緊張する場面こそ、丁寧に準備しておくことで自信につながりますし、相手を思いやる姿勢が自然と伝わるものです。

この記事で紹介した流れを参考に、ふたりでしっかり確認し合いながら進めていくことが成功のカギです。

落ち着いて、誠意を持って臨むことで、心のこもった挨拶になりますように。

皆様が素敵な日々を過ごせますことを願っております！

最後までご覧いただきありがとうございました。